森町立森小学校 学校机 天板メンテナンス(木育教室)

平成29年6月12日(月)森町立森小学校にて、5・6年生131人を対象に、以前「天板交換プロジェクト~森から机~」にて道南スギの天板になった学校机のメンテナンスをする「木育教室」を行いました。

約1年、子どもの成長と共に出来た傷や汚れを、児童自ら紙やすりで丁寧に磨き、穴や溝にはパテを塗り込み補修し、最後に塗料を塗り仕上げました。自分の机だけでなく、メンテナンスに参加できなかった生徒の机も磨いてあげる児童や、大半の時間をやすり掛けに費やす児童など、限られた時間で黙々と作業に打ち込む姿は、とても微笑ましく感じられました。

作業終了後に生徒に感想を聞くと、
「やすり掛けをしている時、スギのすごくいい匂いがした」
「やわらかくて書きにくい時がある」
「机に寝そべると前の天板より温かみがある」
「頭をぶつけてもそんなに痛くない」
とスギの特色を見事なまでに言い当て関心を誘う感想や
「これからもスギの学習机を大切にしていきたい」
「大事にメンテナンスしていくことで、また長い期間使っていける」
など大人たちを感動させる感想もありました。

木はメンテナンスをすれば元通り以上になる・・・子ども達ひとりひとりも勉強や運動、趣味に磨きをかけて今以上に成長して欲しいと思います。

7月11日には、4年生を対象にした「天板交換プロジェクト~森から机~」を行うことが決定しており、弊社スタッフも俄然ちからがみなぎっています。